認知症の介護が始まる前に!必ず知っておきたい2つの予備知識

 

 

認知症は、治すことが難しい病気だと言われますが、泣き寝入りせずとも対策を講じることはできます。

ここでは、認知症の「早期発見のためのポイント」と「予防法」についてご紹介します。


早期発見のために必要なこととは?

認知症は、早期発見が非常に重要とされています。
理由は単純で、発見が早いほど症状を緩和させる(遅らせる)ことができるからです。その為にも早期発見のために病院への定期的な受診を心がけましょう。

病院への受診で迷うのは、「何科に行けばいいか?」という点だと思いますが、一般的には、精神科・神経科・神経内科・脳外科が対象となります。


また、総合病院や診療所には、「物忘れ外来」という専門機関が設けられていることもあるので、是非活用してください。

さて、病院の受診とともに大切なのが、予防法を知っておくことです。



認知症予防のためにするべき2つの対策

・病院で専門的な予防法を受ける


病院で行われる予防法とは、ほとんど「治療」に近いものです。その手段には、「薬による治療」と「リハビリによる治療」があります。

薬の種類には、アリセプトやメマリーと呼ばれるものがあり、これらはアルツハイマー型認知症の進行を遅らせ、抑制するための薬です。徘徊の症状が頻繁に見られる場合には、抗精神病薬が使用されることもあります。

リハビリでは、その症状に合わせた予防法が行われます。例えば、基礎的な計算問題・パズル・音読・バランスゲーム・音楽療法など、実に多様な方法があります。



・日常生活でできる予防法


認知症には、脳機能の低下によって起こるものがあります。「脳血管性認知症」と呼ばれるものがそれに当たります。この原因を防ぐためには、文字通り、脳の血管が詰まることを避けなければなりません。そのためには、生活習慣を規則正しく送ることがカギとなるのです。




・食生活の改善
・適度な運動
・ストレスの解消




この3つが、血液の流れをスムーズにし血流不全による認知症を予防するための、基本にして非常に重要なポイントです。


●まとめ

これらの予防法以外にも、日常的に「会話」をすることも大切です。そのためにも、普段かかわりの深い、訪問介護のヘルパーや介護保険外サービスの方々と、情報を密に共有することを心がけましょう。


そうした方々に、「(認知症の)本人と積極的にコミュニケーションを取って欲しい。」ということを一言伝えておくだけでも、認知症予防には効果的です。


執筆者「尾崎 海 (おざき かい)」


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2016年11月14日