認知症による徘徊を予防する!今日からできる3つの対策

 

【認知症による徘徊を予防する!今日からできる3つの対策】


●はじめに

認知症での徘徊による行方不明者の数は、年間1万以上にのぼります。(2013年の警察庁発表では1万322人)

介護するご家族にとっては、「いつ外に出るかわからない…。」と不安で気が休まらない日が続くこともあるでしょう。

 

そんな介護不安を失くすために、徘徊を予防する“3つの対策”をご紹介します。


●徘徊防止のための3つの対策について

 

 



1.近所や行きつけのお店に知らせておく(地域の協力)

自分だけで徘徊を防止しようと頑張りすぎて、心身ともに疲弊している方はたくさんいるはずです。そんな時は、“地域の協力を仰ぐこと”が負担を減らすための選択肢の1つです。

「一人でいる姿を見かけたら声をかけてもらえませんか?」と、ご近所さんや近くのコンビニに一言伝えておくだけで構いません。

見守る目が広くあることは、認知症の方が関わる事故や事件の防止にもつながります。

 



2.GPSを持ってもらう(外部サービスの利用)

GPSは、携帯電話ほどの大きさで軽量なため、高齢者でも手軽に持ってもらうことが可能です。パソコンやスマートフォンで常に本人の位置を確認することができるので、介護するご家族の方には幅広く支持されています。

主に、民間のセキュリティー会社から利用する方法が一般的ですが、一部の地方自治体では無料で貸し出されているところもあります。
「こんなもの持ちたくない!」とはねつけられてしまう場合は、いつも本人が使っているバッグやシルバーカーなどに入れておくといいでしょう。

 



3.一緒に散歩に出かける習慣をつける(不安・ストレスの解消)

一日中家にこもっていると、誰でも気分がモヤモヤするものです。それは、認知症の方も同じです。モヤモヤによるストレスを解消するためにも、一緒に散歩に出かける習慣をつけましょう。

出かけるときに実践したいポイントは、「どこに行きたい?」と本人の希望を聞いてみることです。すると、すでに辞めているにも関わらず、「会社に行かないと。」というように、思わぬ返答が来る場合があります。

実はこれは、本人が突然家を出ようとする理由の1つでもあるのです。

行きたい場所を尋ねることで、“本人が普段どういう気持ちで生活しているのか”を知ることができるので、今後の介護における参考にもなるでしょう。


●おわりに

いかがでしたでしょうか?これら3つのアドバイスを参考にしながら、介護の状況に応じて、最適な方法を実践されてみてください。

 

執筆者「尾崎 海 (おざき かい)」

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2016年11月15日