『介護保険外サービス』 公と民の3つの違いとは?

 

●介護保険外サービスについて

 

●介護保険外サービスについて



介護保険外サービスとは、「介護保険サービス適用外の介護にかかわるサービス」のことを指し、介護が必要な人が、より充実した生活を送れるように提供されるものです。


たとえば、「毎日3食のご飯を作るのは大変だから届けてくれるサービスが欲しい!」という高齢者のニーズを満たすのは、ほとんどの場合、介護保険外サービスに当たります。


そして、介護保険外サービスには、各自治体が提供する“公的”なものと、それ以外の“民間”のものがあります。


では、両者の違いはどこにあるのでしょうか?


●公と民 3つの違いについて

各市町村が提供するサービスよりも、民間の方が、利用料金が高い場合が多いです。これは介護の分野だけに言えることではありませんが、営利を追求する民間企業と税金や保険料等で運営することができる国・地方自治体との違いから生じるものです。


1.料金

各市町村が提供するサービスよりも、民間の方が、利用料金が高い場合が多いです。これは介護の分野だけに言えることではありませんが、営利を追求する民間企業と税金や保険料等で運営することができる国・地方自治体との違いから生じるものです。


しかし、国により、民間の参入が後押しされていることから、料金は下がっていく可能性が大いにあります。


2.サービスの種類と質

民間サービスは種類が豊富なため、その分選択肢が多いと言えます。

また、サービスの質も民間の方が充実していると言えます。

理由の1つは、専門性が高いことです。

例えば、介護保険外サービスの1つ、「送迎サービス」では、元々タクシー業のみを専門としていたタクシー会社が、“そのノウハウを生かして介護サービスに参入する”と言ったケースがあります。


3.国は民間参入に注力している

先ほど、「国による後押しがある」と言いました。厚生労働省により平成28年4月1日に公表された、「保険外サービス活用ガイドブック」からその概要を見ることができます。

このガイドブックには、一層の高齢化に伴って需要が高まる在宅生活(「自助」)をより充実したものとするための、民間による保険外サービスの活用事例やその目的などが記載されています。

介護保険外サービスを提供する主体を、“公から民へ移すことの意義”についても、示されているものです。

 


●まとめ

いかがでしたでしょうか?
公・民それぞれにメリットとデメリットがありますが、日本全体の流れとしては、民間に移行していくことは間違いなさそうです。

 

執筆者「尾崎 海 (おざき かい)」

  • はてなブックマークに追加


2016年12月19日