親が亡くなる銀行が「預金停止」を急ぐのはどうしてなの??

相続が発生すると銀行が預貯金を停止しようとする話はよく耳にする話ですが、葬儀費用の負担を考えると不便に感じられる人も少なくないと思います。

なぜ銀行は「お金の引き出しをストップ」させてしまうのでしょう(・・?

それは相続手続きには必ずと言っていいぐらいトラブルがつきまとうからなのです。

相続財産が不動産・現金・株式・債権など多岐にわたっている場合は分配しやすいのですが、財産が家のみ場合は現金化するにも手間がかかり容易に遺産分割には相当の期間を必要とすることもあります。

そこで、銀行はトラブルを回避する手段として現金の流動化を止めるのを一番に考えるのです。

 

・ワンポイントアドバイス

なお、生命保険金の請求をするご遺族は医師から受け取る死亡診断書は「保険会社の数だけもらう」ようにするいいでしょう。




相続手続きはこのように進行する。

相続が発生すると直ぐに預金停止するイメージがありますが、金融機関が本人の死亡を確認できるまでは多少の時間を要することから、おおむね1週間以内が目安のようです。

実際には相続の話は通夜・告別式が終わった後の初七日法要を過ぎた頃からでしょうから、預金停止とおぼ同じタイミンクと考えてもよいでしょう。

この時に、ご遺族が銀行に対してする処理として、は銀行への死亡届・残高証明書の依頼です。

これにより預金停止の処理がなされ、原則、「法定相続人」全員の合意が得られなければ預金を勝手に引き出されることはなくなります。

 

その後の処理としては

・電気・ガス・水道・通信会社ヘの名義変更

・未払い費用の清算

・クレジットカード会社等への死亡届

・世帯主の変更

・四十九日法要・納骨・香典返し

 

四十九が過ぎると本格的に相続の話が相続人で話し合われることになります。

相続開始を知った3か月以内に遺産を相続「する」又は「しない」を決断しなければなりません。

財産整理の結果、借金が多く返済不可能であれば相続を放棄することをオススメします。

ここで注意しておかなければならないことは、遺産を1円でも使ってしまうと「相続放棄」ができなくなってしまうので、負債金額が確定するまで財産を処分しないようにしましょう。

 

その他事務処理としては

・家庭裁判所への申告。     相続放棄・限定承認する場合は必要となる。

・被相続人の税金を収める。  所得税の申告をし税金を納付します。

・相続税の申告および納付。

・不動産などの遺産名義を変更する。 

 

2016年04月29日