【わかりにくい介護の専門用語を解説】


経済や文化のグローバル化によって、私たちの身の回りには様々な専門用語が取り巻くようになりました。介護の世界も例外ではありません。


そこで今回は、介護でよく使われる専門用語を4つ紹介します。特に一般的にわかりにくいと言われる、「カタカナで表されるもの」を中心に挙げます。


『アセスメント』とは?

介護サービスを始めるためには、まずはどのように介護を進めていくかの計画を立てる必要があります。そのための調査・評価がアセスメントです。具体的には、家族や地域とのつながり、利用者やその家族が望んでいる生活、食事・入浴・排泄など日常生活において介護が必要な程度、コミュニケーション力、などといったことが調査・評価されます。


アセスメントにより、より利用者に適した介護サービスが提供できるようになります。

 

医療ドラマでよく聞く『カンファレンス』って?

直訳すると「相談」です。介護におけるカンファレンスとはケアマネジャーがケアプランを作る際に、関係する人たち(利用者・家族・事業所の職員など)が集まり介護サービスの進め方について検討する、というものです。


現場ではケアカンファレンスと呼ばれることが多いです。



『バリデーション』

認知症の方々とのコミュニケーション方法の1つです。認知症の方が不意に大声で叫んだり徘徊をしたりする行動には一見意味がないように思われますが、「そこには何らかの意味(理由)がある」捉えながら、接していく方法です。

その人の人生経験や背景、思いに共感する気持ちを持ちながら接することでより相手への理解が深まることになります。

 


『ロコモティブシンドローム』

体を動かす筋肉や骨、関節などの機能を総称して運動器と言います。介護が必要になる人(要介護に認定される人)の多くは、この運動器が加齢や障がいにより衰えている状態にあります。

こうした状態、またはこうした状態になる危険性が高いことがロコモティブシンドロームです。ロコモとも呼ばれます。


これからますます進む高齢化社会に向けて、厚生労働省からも積極的に「ロコモ対策」が勧められています。

 


いかがでしょうか?
ここに挙げた4つは、今介護の仕事やサービスに関わっている人でなくても、知識として持っておけば将来きっと必ず役立つはずです。




執筆者「尾崎 海 (おざき かい)」

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2017年03月21日