高齢者とのお付き合いは身体機能を知るとお近づきになれる!?

 

課題克服  

高齢を伴う加齢は身体的な特徴を覚えると 『気づかいがとても楽になります』。 

㊙テクニック  ~外形的な特徴を観察すると接し方を予測できるようになる。~


疑問: 私たちと比較する感覚的な機能の変化

高齢者は加齢による心身の変化を老化現象といい、衰えてひどくなった状態を老衰と言います。


豆知識

テレビドラマなどで、ご臨終のシーンを見ると老衰≒死亡と認識している人が少なくありませんが、老衰が直接の死因というより徐々に機能低下し最期の時を迎える状態なのです。


 


◇感覚機能の低下は5つ


視覚  40歳から近景視力の低下、60代から遠景視力の低下が起こる。
    
現場で比較的見かけるのが多いのが「老人性白内障」の利用者

☆特徴と対応
物が霞んで見えにくくなる状態で、光が濁った水晶体に反射するので「まぶしく見えたりする」。また、暗いところでは極端に視力の低下があるので、案内においては特に注意が必要。



聴覚 50歳ぐらいから自覚する人が増えるのが聴覚の障害。
      
聴力の低下はコミュニケーションの影響が大きいだけに、認知症の一因ともいわれる。

症状としては、低音域より高音域が聞きとりにくい。

☆訪問理美容業務への影響として考える事例と対応
・電子音がほとんど聞こえないことが多いので、呼び鈴を押しても反応がない。

・音を聞き取る能力の低下があり、「カ行」と「タ行」 「サ行」と「ハ行」が混合して聞こえてしまう。 例えば お金を→ おたね  新聞紙→ひんぶんひ

・音がゆがむ・ひずんだりして聞こえる。(水中で会話している感覚)

・突然話しかけても気が付かれない。



嗅覚 加齢により嗅覚は低下しやすい、薬の副作用によっても起こりやすい


味覚 加齢により嗅覚同様な状態ですが、栄養素の偏り特に亜鉛の不足から、味蕾(みらい)の低下が起こる。

食の偏りによって過剰に塩分る高齢者が少なくなく、やせていても高血圧の方が増えやすい。

☆特徴と対応
味覚の低下は、毒物・劇物・腐った食べ物を誤って飲食するので、異常を感じたときには担当職員等への連絡とともに適切な処理を行う。





触覚  高齢とともに皮膚感覚が鈍くなる傾向があります。

特徴と対応
振動感覚は手よりも足の方が低下することから歩行能力・平衡感覚が極端に低下していて、転倒・交通事故を招きやすい。



特徴と対応
高齢者は骨がもろく、ふらつき転倒の可能性が高い。 最悪の場合、転倒事故による大腿骨骨折はねたきりにつながりやすいので細心の注意が求められます。

また、腕・手・足のつけの根の骨は骨折が多いので、介助の際には関節に無理がかからないように力の加減を行ってください。


本日は身体機能について軽くお伝えいたしました。

高齢者の方々とコミュニケーションをとるのが難しく感じる要因として身体機能の認識にズレがあることもあったのではないでしようか。

この機会に健康について考えていただければ幸いです。


2016年05月17日